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紅ミュージアム<企画展>

開催中の企画展

開国を機におとずれた西洋の技術や文化との出会いは、日本社会に新たな価値観をもたらしました。日本が近代国家への道を歩み始めたときから数えて150年目となる今年、本展では、「香粧品(こうしょうひん)」の近代化を取りあげます。
香粧品とは、香料や化粧品類を総称する語です。明治時代以降、日本の化粧品業界は、フランスやドイツ、イギリス、アメリカ等諸外国の香粧品に多大な影響を受け、向上に努めてきました。化学知識の導入によって原料の安全性追究に目覚め、無害な化粧品の創製がうながされると同時に、用途・効能別による多品種化・分類化が進みます。また、外国製品のもつ豊かな香気は、日本古来の薫香とまったく異なり、ゆえに新時代の化粧品を標榜する上で輸入香料が必需の原料となっていきます。明治期の西洋の香りに対する強い憧憬は、香料研究の熱量となってあらわれ、大正期以降の合成香料の国産化へとつながっていくのです。
一方で、香粧品の外観においても、外国製品と日本製品との隔たりは明白でした。容器の造形、意匠、包装やラベルなどのパッケージデザイン、いずれをとっても外国製品は従来品にない魅力にあふれており、日本の化粧品業界はデザイン制作の面でも西洋の美を糧に成長していきます。
本展では、明治期から昭和初期の国産香粧品と、その生い立ちの源泉となった外国製品および関連印刷物を紹介します。近代香粧品が辿った発展の道のりを、随所に注がれた舶来エッセンスとともにご覧ください。

1.香水瓶<外国製>;ROGER&GALLET「YLANG-YLANG」、GUSTAV BOEHM OFFENBACH「Extrait d'Odeur VIOLETTE」「PARFUMERIE SILVANA」、RIGAUD&CIE「PARFUM CONCENTRE pour le Mouchoir(鶴香水)」、ED.PINAUD「PORTEーVEINE(豚香水)」 1880〜1900年頃 アダチヨシオ蔵/J&E ATKINSON「WILD HONEYSUCKLE」 1890年代 (一財)日本粧業会蔵/ROGER&GALLET「VERA-VIOLETTA」、ED.PINAUD「EXTRAIT VEGETAL DE Violettes Des Bois」 1890〜1900年頃 当館蔵  2.菫の石鹸箱;<外国製>「SAVON AUX VIOLETTES DE MONTE CARLO」 1900年頃 (一財)日本粧業会蔵/「Savon Surfin VIOLETTE No,320」 1920年頃 当館蔵/<日本製>「TOILET SOAP PERFUME of VIOLET」「Finest VIOLET-SOAP」 明治時代後期 アダチヨシオ蔵  3.「京の水ときおしろい」 明治時代前期 新宿区教育委員会蔵/「京の水解おしろい」「京の水」 明治時代中期〜後期 アダチヨシオ蔵  4.「麝香おしろい やまと錦」「煉りおしろい 志ら梅」「水白粉 明治」「麝香煉りおしろい 都の花」「改良早化粧小町水」 明治時代中期〜後期 アダチヨシオ蔵  5.「クラブ水白粉」 明治44年(1911)以降 株式会社クラブコスメチックス蔵  6.口紅<外国製>;ROGER&GALLET「POMMADE ROSE」 1900年頃 当館蔵  7.『Gazette du bon ton』 1924〜25年 No1.Pl.5 株式会社クラブコスメチックス蔵  8.プラトン社発行『女性』第8巻第3号 大正14年(1925)9月号 株式会社クラブコスメチックス蔵

企画展概要

会期 : 2017年10月21日(土)ー12月10日(日)
会場 : 伊勢半本店 紅ミュージアム [アクセス]
開館時間 : 10:00〜18:00(11月17日(金)は20:30まで開館)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
休館日 : 毎週月曜日
観覧料 : 一般600円(中学生以下と障害者手帳提示者ならびに同伴者1名は無料)
※観覧料と引き換えに、もれなく企画展パンフレット(1部)が付きます。
※複数の割引の併用はできません。
主催 : 伊勢半本店 紅ミュージアム
協力 : アダチヨシオ、花王株式会社・花王ミュージアム、株式会社カネボウ化粧品、株式会社クラブコスメチックス、株式会社資生堂・資生堂企業資料館、新宿区教育委員会、(一財)日本粧業会、文化学園大学図書館、ボトルシヰアター
お問い合わせ : 03-5467-3735(伊勢半本店 紅ミュージアム)

併催企画

「明治・大正の化粧 ー西洋文化が変えた和の美意識」

11月17日(金)18:30〜20:00 ※講演日のみ20:30まで延長開館

講師 : 山村博美氏(化粧文化研究家)
定員 : 20名(要予約、先着順)
聴講料 : 500円(別途企画展観覧料が必要です)

過去の企画展

<2016年>

悦楽の磁器ー有田の化粧道具
2016年10月15日(土)〜12月4日(日)
協力:佐賀県立九州陶磁文化館、有田町教育委員会、東京都教育委員会、豊島区教育委員会/後援:佐賀県有田焼創業400年事業実行委員会

 
<2015年>

伊東深水が見た像(リアル)ー美の軌跡・素描ー
2015年10月10日(土)〜11月29日(日)
協力:鎌倉アートサロン、なかた美術館

 
<2014年>

かみ、さまざまー広がる和紙の世界
2014年11月1日(土)〜12月14日(日)
協力:公益財団法人 紙の博物館・放送大学附属図書館・越前和紙の里 卯立の工芸館・其角堂コレクション

 
<2014年>

企業史展
愛せよコスメ! 〜message from KISS ME〜
2014年1月25日(土)〜3月30日(日)

 
<2012年>

Design―江戸デザインの“巧・妙”
2012年10月6日(土)〜11月25日(日)
協力:其角堂コレクション

 
<2011年>

プロジェクト報告展

工藝の再結晶―江戸期工人の軌跡を辿った香道具復元制作―
2011年10月1日(土)〜30日(日)
協力 : 公益財団法人 宇和島伊達文化保存会・石川県輪島漆芸美術館・石川県を主とする工芸家諸氏・香老舗 松栄堂/後援 : 石川県

 
<2010年>

華雅(かが)やきの赤絵細描―九谷赤絵の妙技―
2010年10月16日(土)〜12月12日(日)
協力:石川県九谷焼美術館・金沢卯辰山工芸工房・九谷焼窯跡展示館・能美市九谷焼資料館・福島武山(九谷焼 伝統工芸士)ほか

 
<2009年>

江戸の赤
2009年10月3日(土)〜11月29日(日)
協力:其角堂コレクション

 
<2008年>

甦る江戸の化粧道具―板紅
2008年4月26日(土)〜6月29日(日)
協力:石川県 漆芸家諸氏

 
<2007年>

江戸の装藝―「よそほひ」の美と技
2007年10月13日(土)〜11月25日(日)
協力:其角堂コレクション

 

小企画展・江戸の婚礼
2007年5月15日(火)〜7月16日(月)

 

江戸の化粧美−美は赤・白・黒でつくられた
2007年2月1日(木)〜3月31日(日)