伊勢半本店紅ミュージアムでは、第二回企画展「江戸の婚礼」の開催に伴い、
下記の講習会を開催いたします。専門の講師を招き、日本の伝統を学んでいただく講座です。
スタッフ一同、皆様のご参加をお待ち申し上げております。尚、講習は定員に
なり次第、受付終了となります。ご参加希望の方は、早めにお申し込みください。
講習
① 『祝いの折形(おりかた)~包む心~』
日程: 2007年6月2日(土) (要予約・定員25名・材料費500円)
時間: 14:00~16:00
講師: 有馬霞水(ありまかすい)先生 <東横学園女子短期大学名誉教授>
日本では古来、贈り物を和紙で包んで差し上げるという習慣がありました。
身近なところではご祝儀袋のように、お金を紙で包んで差し上げるという
習慣として残っております。
物品を和紙で包む方式と、婚礼などの儀式で用いる飾りを折る方式との
二つを「折形(おりかた)」と総称しています。
本講座では奥ゆかしい心の表れである「折形」を実際に行うことで、
日本人の「礼」の心を感じて頂きます。
今回は、数ある折形の中から、婚礼時に用いる包み方をご紹介します。
② 『和のしつらい講座~夏のしつらいを楽しむ~』
日程: 2007年6月30日(土) (要予約・定員20名・材料費2,500円)
時間: 14:00~16:00
講師: 山本三千子先生
<室礼(しつらい)研究家・室礼三千(しつらいさんぜん)主宰>
「しつらい」とは、室内の調度品を歳時記に合わせて整える慣わしのことです。
その起源は平安時代にまでさかのぼることができ、『源氏物語』を始めとする
文学作品にも「しつらい」という言葉が登場します。四季折々の自然の恵みを
用い、部屋を心地よく飾ることで、季節の移り変わりを感じ楽しむと共に、
私達を生かしてくれる「目に見えざるもの」に対して感謝する。日本人が古来
大切にしてきた感性を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
この講座では夏から初秋にかけての「しつらい」について実践的に学びます。
③ 『第三回定期講座 日本の赤”紅”を知る~浴衣に似合う紅メイク~
(デモンストレーション・体験)』
日程: 2007年7月14日(土) (要予約・定員8名・参加費無料)
時間: 14:00~15:30
浴衣でお出かけになることが多くなるこの時期、紅で粧ってみてはいかが
でしょうか。涼しげな目元をポイントとした紅メイクをご提案致します。
ⅰ 「紅を知る」基礎知識講座(所要時間:約15分)
ⅱ 紅メイクデモンストレーション(所要時間:約20分)
ⅲ 紅メイク実習(所要時間:約40分 メイク講座初級レベル)
■講習のご予約■
伊勢半本店紅ミュージアム
電話番号 03-5774-0294
お問い合わせ時間:11:00~18:30(火曜日~日曜日)