一昨日をもちまして、特別展「甦る江戸の化粧道具－板紅」が終了いたしました。会期中は多くの方にご来館いただだきまして、しかもほとんどの方が快く「板紅人気投票」にご参加くださり、本当にありがとうございました。本展を通じて、一人でも多くの方が「紅」と「漆」の魅力に惹きこまれてくれたのであれば、私共としましても喜ばしい限りです。
さて、前回・前々回とお伝えしてきた「板紅人気投票」ですが、本日はその最終結果をご報告します。前回から変動があった作品もあれば、不動の作品もありました。
【第1位】波の花・稲見なつえ作
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【第2位】天の川・向面延雄作
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【第3位】金縁鮫皮板紅・辻雅史作
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【第4位】腹合せの鯛・平澤公祥作
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【第5位】こはる（小春）・北村ひろ子作
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上位三作に変動はありませんでしたが、第4位の「腹合せの鯛」の最終追い上げが効いたようです。前回同率5位から単独4位に躍り出ました。しかも、3位と4位の差はたったの1票です。金縁鮫皮板紅が辛くも逃げ切って3位を死守した模様。なお、5位と6位の差もわずか1票で、上位10位くらいまでは各位の差は2～3票という展開になりました。この5作品は、まさに接戦を制した強者たちということになります。
最後になりましたが、人気投票にご協力いただいた皆様、改めてお礼を申し上げます。皆様のお気に入りの作品は上位に含まれていたでしょうか。今回、見事1位に輝いた「波の花」は、女性のお客様からの圧倒的支持を受けてのランクインでした。
