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廉価版板紅 製作リポート①

伊勢半本店では、紅ミュージアム特別展
「甦る化粧道具-板紅(2008/4/26~6/29開催)」にて、
栄えある一般投票一位に輝いた稲見なつえさんのディレクションのもと、
廉価版板紅を制作中です。
 
石川県輪島市にて、漆芸家として活動する稲見さんは、
蒔絵や螺鈿など精緻な技が溢れる作品を制作していらっしゃいます。
 
一般投票一位に輝いた作品「波の花」は、稲見さんのセンスと
日本の伝統工芸として培われてきた“輪島塗”の重厚感を
感じることが出来る素晴らしい作品でした。
 
現在製作中の板紅は、廉価版と言えども「波の花」を踏襲した意匠で
金蒔絵や螺鈿を用いた華麗なデザインに、と作家にお願いしています。
 
販売価格は5万円前後を想定しており、
特別展にて展示販売致しました一点物の作品より
だいぶお求め易くなっております。
 
今回は、稲見さんが加飾のデザイン案として制作して下さった
漆板を、いくつかお見せ致します。
どれも素敵なデザインばかりです。
 

 
この中から、どのデザイン案が商品化されるでしょうか?
 
こちらの板紅は、数量限定で2009年春発売予定です。
皆様もお楽しみに!