伊勢半本店 紅ミュージアムで開催しておりました、 -宇和島伊達家伝来品・十種香箱復元制作プロジェクト報告展 -『工藝の再結晶 – 江戸期工人の軌跡を辿った香道具復元制作』は、10月30日をもちまして終了致しました。
大変多くの方にご来館いただきまして、誠にありがとうございました。
宇和島伊達家伝来の十種香箱「黒塗御紋散梅に竹文蒔絵香道具箱」を、現代の職人達の手によって復元製作したこのプロジェクト。原作と復元製作品の全体を展示すると共に、「技」にフォーカスした今展覧会では、製作過程についてもご覧いただけるよう、多数のテストピースや、実際にお手にとって体感していただけるような展示を行いました。
「当時の職人のレベルの高さも然ることながら、現代の職人の意識と技術の高さに驚倒された」「再び甦った「技」を体感し、日本の高い美意識と技術を誇りに思った」というご感想をいただきました。今後も伊勢半本店 紅ミュージアムでは日本の伝統、技、美をテーマにした企画展を開催して参ります。
※今報告展の入館料229,800円は全額、公益財団法人 文化財保護・芸術研究助成財団の東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)に寄付致します。
ありがとうございました。