9月27日(日)に、「和のパーソナルカラー講座」を開催しました。
この講座は毎年大好評で、昨年に続き、今年もとても早い段階でお申込みが定員に達してしまいました。
講師の吉田雪乃先生は、日本で唯一の和のカラーリストであり、
「伝統色彩士協会 和のパーソナルカラー」の代表をお務めになっています。
染色家、香司でもあり、和装ヘアメイクをはじめ、多岐に渡る分野でご活躍されています。
講座のはじめには、染色家として、染料の紅のお話や、
女性の身体に優しい紅の、生活への取り入れ方などを、お話ししてくださいました。
先生は「小町紅」を愛用してくださっているのですが、唇に点した後、指に残った紅を耳たぶにのせ、ほんのり赤くするという上級テクニックまで教えてくださいました。
一般的な「パーソナルカラー」は、西洋の色を基本としていますが、「和のパーソナルカラー講座」では、日本人の肌に合う、日本の伝統色を診断してくださいます。
先生は、草木染めなどを学ばれながら、日本の伝統色を研究されたそうです。
「和のパーソナルカラー」ですので、特にお着物を選ぶ時にぴったりの色を診断していただけます。
また、お洋服やインテリアなど、日常生活の中に取り入れて楽しむことも、もちろんできます。
その方の肌色・肌質によって、青みがかった色が似合う方と、黄みがかった色が似合う方に分かれるそうです。
左右の肩にかけられている布の、どちらがよりお肌に馴染むか、どちらがよりお顔が明るく見えるかで、青みがかった色が似合う方(講座では、通称「桜子さん」)か、黄みがかった色が似合う方(通称「桃子さん」)に分かれます。
この方は、「桜子さん」でした。
こちらの方は、お着物でご参加。
似合うと診断された色が、やはり好きなお色だったり、ご自分が既にお持ちの着物の色だったりして、納得&安心されていました。
どういう色の着物が似合うか分からない、着物を着ると老けて見えてしまう、などのお悩みを持っている方、一度、和のパーソナルカラー診断をしていただくと、ご自分に似合う色がきっと見つかりますよ。