今年も、7月の紅花の開花シーズンに、白鷹町に伺わせていただきました。
今年は、毎年恒例の紅花摘みのお手伝いに加え、白鷹町観光協会主催の「紅花colors」で紅点し体験と紅のお守り作りのワークショップをさせていただきました。
7月17日(日)、白鷹町文化交流センター「あゆーむ」の会場に着くと、入口に白鷹町のキャッチコピー、「日本の紅(あか)をつくる町」が掲げられていました。白鷹町は、紅花の生産量全国1位だそうです。
ワークショップには、町内だけではなく、町外、県外からも、定員の20名を超える多くの方にご参加いただきました。
まずはじめに、紅作りの技術や紅の文化について説明をしました。紅花の産地の方々に、紅についてお話をするのは緊張しますが、皆さん熱心に聞いてくださり、嬉しかったです。白鷹町、そして山形県で作られた紅花が、その後、どのようなものに使われるか、意外と知らない方が多いようです。それを伝えるのも、私たちの役目だと思っています。
お話の後、2つのグループに分かれ、紅点しとお守り作りを体験していただきました。紅点しは、女性だけでなく、男性も慣れない手つきで口を尖らせながら果敢にチャレンジ。紅は自然な発色なので、男性の方が点しても、顔色が良くなるという感じで、あまり不自然ではないのです。皆さん、笹紅を目指してみたり、人生初めての目弾きを入れてみたりと、とても楽しんでくださいました。
こちらはお守り作りの様子。スライドで「魔除けの赤」について説明をした後だったので、皆さん、お守り作りをする表情が真剣。世界にひとつだけのお守り、ぜひ大切にしてくださいね。
約1時間のワークショップが、無事に終了しました。
この日は白鷹町に滞在し、次の日は朝早く起き、いよいよ紅花摘みです!(つづく)