新型コロナウイルスが広まったことで、紅ミュージアムは現在、お休みをしています。
みなさんの学校の多くもお休みになってしまったと思います。
そこで、学校がはじまるまでの間、おうちで楽しんでもらえるよう、紅ミュージアムに展示している昔の化粧道具(けしょうどうぐ)や浮世絵(うきよえ)をつかったクイズを用意しました。
ぜひ、おうちでご家族といっしょにちょうせんしてみてください!
「おうちミュージアム」は、北海道博物館が「学校がはじまるまでのあいだ、おうちでミュージアムをたのしもう」という趣旨で発案した企画です。
この企画に賛同し、当館も「おうちミュージアム」を実施します。
お子さまといっしょにお楽しみいただけると幸いです。
また、当館が再開しましたら、ぜひご家族みなさんで紅ミュージアムにお越しください。
クイズ≪昔の化粧道具はどこ?≫
<ステップ1>
紅ミュージアムにはお化粧のシーンをえがいた浮世絵がたくさんあります。
ここでは江戸時代につくられた浮世絵を3点しょうかいします。
よくみてみると、お化粧など、身だしなみをととのえるために使われた道具がえがかれています。
浮世絵をじっくりみて、さがしてみましょう!
浮世絵①
「婦久徳金の成木 うつくし木」初代歌川広重画/弘化4年(1847)~嘉永5年(1852)頃
女の人が、着物がよごれないよう、胸もとに手ぬぐいをかけお化粧をしています。えがかれているお化粧の道具は、ひとつとは限りません。
浮世絵②
「當世名物鹿子 金龍山参詣群集」渓斎英泉画/文政・天保期(1818-1844)
女の人が、鏡台の前でなにかをしています。両手にそれぞれ、なにかもっていますね。
浮世絵③
「栄草當世娘」(部分)香蝶楼国貞画/天保期(1830-44)
にている道具を、みなさんも毎日使っているかもしれません。
<ステップ2>
ステップ1でみつけた化粧道具と同じ種類の道具が、この鏡台(きょうだい)の写真の中にあります。
鏡台とは、お化粧など、身だしなみをととのえる時に使う、鏡とそれをささえる台のこと。
鏡台の上やひきだしの中、鏡台のまわりからさがしてみましょう!
※同じ種類の道具をさがしてください。浮世絵にえがかれたものと、デザインや大きさは異なります。
クイズはとけましたか?
おわったら、「おうちミュージアム」②[解答編]で答えあわせをしましょう!
日本全国、たくさんのミュージアムが「おうちミュージアム」に参加しています!