過去の企画展

  • 2009年
  • 江戸の赤
  • 2009/10/03(土) 〜 2009/11/29(日)
  • 数ある色彩の中で、「赤」という色は、古くから人の目を惹き付け心象に作用する色でした。
    鉱物系のベンガラ・朱・丹、植物系の茜・紅花・蘇芳(すおう)などを色材に用い、朱色・緋色(ひいろ)・紅色・臙脂色(えんじいろ)などの多様な赤色が生み出されました。
     
    本展では、身を飾った装いの「赤」、粋・伊達な「赤」、祈り・呪(まじな)いに見る「赤」、描かれた「赤」など、江戸時代の多彩な赤を、およそ60点の展示資料と共に紹介します。

    天王祭禮を描いた錦絵の中では最も古い部類に属する、大変貴重な錦絵、勝川春英画・「牛頭天王御祭禮巡業の図」(仮題・文化4年・3枚連続)を、期間限定で公開します。

    今も昔も人々を惹きつけてやまない色彩「赤」の魅力を探ってみてください。

    協力:其角堂コレクション

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  • 2008年
  • 甦る江戸の化粧道具―板紅
  • 2008/04/26(土) 〜 2008/06/29(日)
  • 「板紅」とは、江戸時代に生まれた化粧道具で、当時の女性が外出の折などに持ち歩いた携帯用の紅入れ容器のことです。わずか5cm四方程度の大きさに過ぎない板紅には、持ち主の趣味はもちろん、当時の職人の技が注がれています。粋で瀟洒で、かつ斬新な板紅のデザインは、今の私達が見ても十二分に楽しめるものです。

    本展ではこの板紅を、輪島・金沢の漆芸家の手を借りて新しい形でもって現代に甦らせます。江戸と現代、時を越えた職人の技の競演を、是非この機会にご堪能ください。

    協力:石川県 漆芸家諸氏

    ※ 関連図録は「ご購入」ボタンよりお求めいただけます。

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  • 2007年
  • 江戸の装藝―「よそほひ」の美と技
  • 2007/10/13(土) 〜 2007/11/25(日)
  • 長く続いた江戸時代、服飾界の流行にも様々な変化がありました。
    本展では、江戸の装いの変遷を概観し、かつ当時のファッション小物・「嚢物」(袋物・ふくろもの)を展示いたします。当時の女性の美意識と共に、江戸職人ならではの高度な技術が注がれた至高の工藝品を、是非ご覧ください。

    協力:其角堂コレクション

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  • 2007年
  • 小企画展・江戸の婚礼
  • 2007/05/15(火) 〜 2007/07/16(月)
  • 江戸時代の男女はどうやって出会ったのか?
    婚礼当日の花嫁のスケジュールとは?
    そもそも江戸時代の婚礼とはどのようなものだったの?

    今企画展では、特に当時の「見合い」と「祝言」に重点を置き、現代の婚礼とは似て非なる江戸の婚礼諸相を解説します。併せて結納などの進物の積み方・折形も紹介します。

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  • 2007年
  • 江戸の化粧美-美は赤・白・黒でつくられた
  • 2007/02/01(木) 〜 2007/03/31(土)
  • 江戸時代の化粧は、紅(赤)・白粉(白)・墨(黒)の三色だけで展開されていました。
    しかし当時の女性たちはこのたった三色で、巧みに美しさを作り出したのです。
    江戸時代の女性がいかにして「美」を極めたのか、彼女たちの実際の化粧法を、浮世絵や当時の化粧書、化粧道具などを通じて解説いたします。

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