テーマ展示

  • テーマ展示「新収蔵品展-近代化粧品編-」
  • 2024/10/1(火)-2024/12/26(木)

    紅ミュージアムでは紅・化粧・女性に関わる資料を積極的に収集しています。今展は近年収集した資料の中から近代化粧品を中心に展示を行います。明治~昭和時代の西洋化されていく化粧品を選りすぐってご紹介します。

    ※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。

  • 博物館実習生によるテーマ展示「小林清親と骨皮道人~東化粧美人寿語録と二人の天才~」
  • 2024/8/6(火)-2024/9/28(土)

    昨年度の博物館実習生展示でも題材にした「東化粧美人寿語録」。
    このすごろくは、小説家の骨皮道人と浮世絵師の小林清親の二人の手によるものです。今年の実習生展示では作者と本品の制作背景に迫ります。

    ※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。

  • テーマ展示「きせかえ遊び~小さなきものと女子の裁縫教育~」
  • 2024/6/18(火)-2024/8/3(土)
    ※会期中、展示替えあり

    明治時代以降、大正・昭和戦前に至るまで、女子は人形遊びを通じて家政を学びました。裁縫や洗濯の方法など、家庭内の日常的な営みに関する技術・知識が、人形遊びをきっかけにして母から娘へと伝授されたのです。
    今展では、きせかえ遊びに使われた小さな着物や帯、小物類を紹介します。資料からうかがうことのできる当時の女子の家政学習の痕跡をご覧ください。

    ※常設展示室内の一部で行うミニ展示です。

  • テーマ展示「おもちゃじゃないよコスメだよ なつかしの伊勢半ティーンズアイテム集」
  • 2024/4/9(火)-2024/6/15(土)

    1970年代から90年代まで、昭和から平成を駆け抜けた伊勢半のティーンズコスメをご紹介します。おもちゃのような見かけでもこれらは立派なコスメです! 7年ぶりの展示となる、当時一大ブームを巻き起こした女子中高生の必須アイテム「シャインリップ」にもご注目ください。

  • テーマ展示「梅と桜」
  • 2024/1/30(火)-2024/4/7(日)

    日本を代表する花として愛されてきた梅と桜。古より、歌に詠まれたり、観賞の対象となったりして親しまれてきました。
    人々の思考や趣味が華美に向かう平安時代になると、観賞において桜が優位となっていきます。一方、梅は香りが注目され、色の華やかな紅梅も脚光を浴びるようになります。以降、「桜=色彩」、「梅=香り」を嘆美する和歌が顕著になり、化粧道具や化粧品にも、同様の傾向がみられるようになります。
    化粧道具や化粧品ラベルに咲く「梅と桜」は、私たちの感受性と購買意欲をどのように刺激してくれるでしょうか。
    ぜひ、紅ミュージアムで梅見・桜見をお楽しみください。

    協力:アダチヨシオコレクシオン

  • テーマ展示「伊勢半 化粧品ディスプレイのカタチ」
  • 2023/10/31(火)-2024/1/27(土)

    店頭に並ぶディスプレイは、消費者に購入を決心させる重要な役割を担っています。
    今展では昭和25~50年(1950~1975)頃にかけて伊勢半が制作したキスミー製品やエリザベス製品のカウンター・ディスプレイに注目。当時の化粧品ディスプレイの「カタチ」から、当時の化粧品を取り巻く世界をみていきます。

  • テーマ展示「必見!真綿の綿帽子」
  • 2023/9/12(火)-2023/10/28(土)

    今日、和装の婚礼で目にする綿帽子は、もともと防寒・防埃用の被り物でした。その装飾化が進んだのは江戸時代以降のことです。
    今回ご紹介するのは、和紙のように薄く引き伸ばした真綿に胡粉で文様をつけた綿帽子です。併せて帽子針も展示します。

  • 126年前の小間物寿語録から化粧品を見てみよう
  • 2023/8/8(火)-2023/9/9(土)

    明治中期は、国内の化粧品製造者の数も増え、西洋の進んだ科学技術を学び、品質の向上に努めた時期です。『東京小間物商報』明治30年(1897)1月5日号の付録「東化粧美人寿語録(あずまけしょうびじんすごろく)」には、こうした時期の化粧品業界の品揃えと繁盛を、親しみを込めコミカルに描かれています。
    今展では、本すごろくとそこに描かれた化粧品の実物を展示し、化粧品が近代化されていく有り様をみていきます。

  • 平成のギャルメイク-
    伊勢半コスメもみんなキラキラでピカピカだったころ
  • 2023/4/11(火)-2023/8/5(土)

    2000年頃に流行した「Y2Kファッション」が、Z世代と呼ばれる20代前半の若者を中心に世界的に注目されています。メイクもY2K時代を手本とするラメやパールを多用したポジティブで明るくキュートな色使いが受け入れられています。
    平成初期、伊勢半もキラキラでピカピカしたケミカルな色使いのコスメを数多く発売しました。今展では伊勢半製品を通して、何かと制約の多い昨今、再び脚光を浴びているY2Kメイクにフォーカスします。

  • 源氏絵のなかの雛祭り
  • 2023/1/31(火)-2023/4/8(土)

    「源氏絵」とは、一般的に『源氏物語』を題材とした絵画(絵巻、扇面絵、屏風絵等)を指しますが、江戸時代後期以降は戯作者・柳亭種彦の人気小説『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ 』の挿絵から発展した錦絵のことも意味するようになります。
    当時流行の雛人形で遊んだり、多種の雛道具を飾って楽しんだり、庶民女性が憧れた雛祭りの様子を描いた源氏絵とその関連資料を展示します。

    源氏絵(大判3枚続)は、会期の前期、後期で展示替えします。